Tracチケットの親子関係について考える
自分のTracの設定がひどく間違っているのかもしれないということが気になって、Tracのチケットの親子関係の実装はどうするのが正解なのか少し考えてみた。
- マイルストーンとコンポーネントで実装
マイルストーンに細かく工程などを設定して、機能はコンポーネントに設定することでもしかしたらうまく扱えるかもしれない。でも、葉タスクの大きさをそろえたりする場合などで親になるようなマイルストーンを作っていったりすることっていいのか?
- 親はMS-Projectで(連携なし)
Tracから現状をMS-Projectへ反映する人が、間違いなく数10のチケットの状況を移せればいいが難しいと思う。実際こういう運用をしていたのだが、反映漏れなどがありうまくいかなかった。
- 親はMS-Projectで(連携あり)
shibuya.trac新年会でいただいたアイデア。チケットのカスタムフィールドにMS-ProjectのWBS番号を入れておけばガントチャートの作成はできる。後は見せ方か。
- 親チケットは別プロジェクト
一つ上のアイデアで問題となりそうな、見せ方を何とかするために考えた方法。親チケットを別プロジェクトとすることで、統計系のプラグインでの問題がなくなる。ただし、二つのTracプロジェクトを使わせるってのは難しいかもしれない。
- MasterTicketsプラグイン
MasterTicketsプラグインを使用すれば、チケットの依存関係を扱うことができる。ただしn:mの関係なので、お父さんが3人ってのも扱えてしまう。私が使いたいのは1:mなので少し違う。これはできれば、機能間での依存とかBugzillaで使っていたのと同様に使いたい。
- TracGanttプラグイン
まだ試してないが、親チケットを扱っているプラグインで(たぶん)そこそこ有名なもののよう。カスタムフィールドにdependenciesを作ってそこに親を書いているよう。そうであれば私がやっている方法と同じということになる。
やっぱり親IDを各フィールドを作るのがいいのかなぁ。
でも、もしもこの方法が標準でされて入ればどうなっていたのだろう。今日のshibuya.trac新年会で話したが、親子関係を必要としている人がそこそこいるとすれば、(本家EdgeWallで)標準になってほしいなぁ。
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コメント
親子関係必要としてます!
投稿: | 2009年2月10日 (火) 13時28分