TracXMLRPC.clsの使い方2
TracXMLRPC.clsをインポートして,どこでもいいので次のコードを追加する.testを実行すると,Tracに接続し,マイルストーンの一覧を表示,チケットを追加し,内容を表示し,カスタムフィールドの進捗率を変更するサンプルです.TracXMLRPCにはデバッグのprintが残っているのでわかりにくいですが,イミディエイトに結果が表示されます.
Sub test()
Dim trac As TracXMLRPC
Set trac = New TracXMLRPC
Dim attr As Collection
Dim ticket As Collection
Set attr = New Collection
Dim id As Long
'初期化
trac.init "http://localhost/trac", "SampleProject", "admin", "admin"
'マイルストーンなどのデータはすでにとられている.
Debug.Print vbCrLf & "マイルストーンを表示する"
For Each ms In trac.milestone
Debug.Print " " & ms.Item("name")
Next
'進捗率だけ設定してチケットを追加
attr.Add "50", "complete"
id = trac.createTicket("VBAから追加", "詳細は...[[BR]]改行", attr, False)
Debug.Print "チケット id=" & id & " で追加しました"
'登録したチケットの情報を取得する
Set ticket = trac.getTicket(CStr(id))
For Each field In ticket
Debug.Print field
Next
'これだけではわからないのでcompleteをとってみる
Debug.Print "summary=" & ticket.Item("summary")
Debug.Print "complete=" & ticket.Item("complete")
Debug.Print "description=" & ticket.Item("description")
'進捗率を変更してみる.
Set attr = New Collection
attr.Add "100", "complete"
Set ticket = trac.updateTicket(id, "コメントもつけられる", attr, False)
Debug.Print "変更された進捗率は " & ticket.Item("complete")
End Sub
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