trac勉強会準備1 依存関係プラグインの設定
Shinjyuku.trac勉強会第4回で発表する。プロジェクトを跨ぐ、依存関係プラグインの設定を、まとめて生きたいと思います。プロジェクトを跨ぐということなので、「リポジトリを共有しない場合で隣のプロジェクトへコミット時のメッセージをつける」の設定はやっておくとして、「TracDependencyPlugin-0.11.1.3-py2.5.egg」をダウンロード (※プロトタイプレベルなのでなにが起こっても責任持てません。インストールして確認とかはまだしないほうがいいと思います)してインストールし、Test1,Test2プロジェクトを作成し双方のTrac.iniに次の設定をします。
# u-z作の依存関係プラグインを有効にします
[components]
tracdependency.* = enabled# 基準計画のカスタムフィールドでdecoratorを使えるように
[decorator]
calendar_fields = due_assign,due_close,baseline_start,baseline_finish# InterTracリンクを使えるようにします
# .pathはプロジェクトのパスです。
# .labelは左辺の文字列は小文字になってしまうので、大文字小文字を区別したプロジェクト名です。
[intertrac]
test1.label = Test1
test1.path = C:\TracLight\projects\trac\Test1
test1.title = Test 1
test1.url = http://192.168.1.13/trac/Test1
test2.label = Test2
test2.path = C:\TracLight\projects\trac\Test2
test2.title = Test 2
test2.url = http://192.168.1.13/trac/Test2#基準計画と親、依存関係のカスタムフィールドを追加します。
[ticket-custom]
due_assign = text
due_assign.label = 開始予定日
due_assign.order = 1
due_close = text
due_close.label = 終了予定日
due_close.order = 2
complete = text
complete.label = 進捗率(%)
complete.order = 3
baseline_start = text
baseline_start.label = 基準-開始
baseline_start.order = 4
baseline_finish = text
baseline_finish.label = 基準-終わり
baseline_finish.order = 5
summary_ticket = text
summary_ticket.label = 親
summary_ticket.order = 6
dependencies = text
dependencies.label = 先行
dependencies.order = 7
後は適当にチケットを作り、親と先行のところに何か指定すればOkです。先行チケットの指定は”プロジェクト名:#チケット番号”が基本で複数指定する場合は", "カンマ+スペースで区切って指定してください。入力時にスペースの追加とかやればいいんですが今はできていません。あと先行タスクの依存形態は,チケット番号のすぐ後ろに括弧で囲んでSS,FS,SF,FFのどれかを指定してください。私 が適当に作ったチケットで親子と依存関係を見ていきます。
1. 親チケット(Test1:#1)
子チケットが二つあることを確認してください。子チケットはinterTracで設定しているすべてのプロジェクトから検索して表示しています。子チケットをクリックすればそのチケットが表示されます。
2. 子チケット先行(Test2:#1)
親チケットにTest1:#1が設定されていることと、後続タスクにTest2:#2が設定されていることが確認できます。後続チケットをクリックすると後続チケットが表示されます。
3. 子チケット後続(Test2:#2)
このチケットはカスタムフィールドに設定してあるものがそのまま表示されているだけですが、いちおうInterTracのすべてのプロジェクトでこのチケットへのリンクが設定していないことを確認しています。
とりあえず。発表する内容のプラグイン周りの確認でした。
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