PydevでTrac pluginのユニットテストとカバレッジ
pythonがよくわからないままpluginを作り始めてしまい,ちょっと反省してテスト駆動できるようにと調べ始めました.今は通勤時間にシングルコアAtomの超小型PCつかってしか,Trac関連の作業できなくなっていていると,非力なPCでブラウザを起動してのテストは無理なので,unittestの方法をまじめに考えることにしました.unittestはTracLightningに入っているソース中からEnvironmentStubをgrepすると,参考になるものが出てくるので"python setup.py test"でやるところまでは何とかなります.
ただ,そのさきPydevでどうやるかというのがわからなかったんですが,Pydevがテストモジュールを自動で探してくれていることがわかれば簡単だったのと,カバレッジ少しわかりにくいのでまとめておきます.Tracのプラグインをpydevで開発する方法はほかで調べていただくとして,その先の手順です.
まずはunittestのデバッグです.
1. デバッグ設定をします
メニューのRun->Debug Configurations...でダイアログを開く
2. 初期設定をします.
- 1. Python unittestをダブルクリックして設定を追加する.
2. プロジェクトを選択する
3. テストモジュールを選択する
4. 名前もわかるように変更する
5. UTF-8で出力する場合は,CommonのEncodingを変更
3. すべてのテストモジュールを一回で実行できるようにする
Main Moduleをtestsパッケージに変更
4. debugを実行
Debug Configurationsダイアログで上で設定したものを選択してDebugボタンをおすと,consoleに実行結果が出力されます.
次は,カバレッジの確認方法です
1. 実行の設定をします.
unittestとほぼ同様に,メニューのRun->Run Configurations...でダイアログを開く
2. 初期設定をします.
unittestとほぼ同様ですが,Python Coverageを追加します
3. すべてのテストモジュールを一回で実行できるようにする
Main Moduleをtestsパッケージに変更
4. runを実行
Run Configurationsダイアログで上で設定したものを選択してRunボタンをおす.
consoleに実行結果が出力されます.
consoleに出力されるものはunittestと違いありません.
5. カバレッジ結果を表示する
1. メニューのWindow->Show View->Code Coverage Viewでビューを開き,
2. Choose Dir!でディレクトリを選択する.
3. 一番上のパッケージを選択する![]()
6. ファイルごとのカバレッジ結果をみる.
注意しなければいけないのはCode Coverage Viewから開いたものしか
表示されません.ファイルを選択してダブルクリックすると
実行していないところは赤い×がつきます.
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